日本刀といえば、ともに発展してきたとも言える流派についても見て行きましょう。江戸時代における剣術流派は、実に300を超えたとされているようですが、それぞれの源流へとさかのぼっていくと、「神道流系」「陰流系」「念流系」と言う3つの流派に大別されるとされています。「神道流」と呼ばれるのは、正式には「天真正伝香取神道流」といい、飯篠長威斎家直と言う人物によって創始されたとされているようです。この流派から、松本備前や諸問一羽と言うような多くの名人や達人が輩出されたとされ、塚原卜伝で知られる「卜伝流」といった諸流派も生まれたと言われているようです。

「陰流」と呼ばれる流派は、愛洲移香粛と言う人物を祖とする流派とされており、神の教示により開いたものとして有名なのではないでしょうか。この流派からは上泉伊勢守信網が出ているとされ、この人物は、陰流を極めて新たに「新陰流」を創始したことでも知られているようです。また、更にこの「新陰流」から「柳生新陰流」「タイシャ流剣法」などの流派が派生しているとも言われています。「念流」と呼ばれる流派は、念阿弥慈恩という人物によって創始されたと言われており、この「念流」からは「中条流」が派生し、続く「鐘捲流」から伊藤一刀斎という人物が、時代劇などでもよく耳にする「一刀流」を興したとも言われているようです。更には、この「一刀流」から「小野派一刀流」が枝分かれし、また更に「小野派一刀流」から、「溝口派一刀流」「甲源一刀流」「中西派一刀流」そして「北辰一刀流」といった流派へと派生していったということがわかるのではないでしょうか。日本刀好きにも、歴史好きにも堪らないコンテンツであることは間違いないでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です